2020年振り返り

はじめに

 こんにちは、まっつです。 年が明けてしまいましたね。去年も多くの人にお世話になりました。今年を引き続きよろしくお願いします。

 去年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、インターンや就活など様々な活動がオンラインでの開催になるなど、例年とはかなり違った年になったかなと思います。 そういったことを踏まえて去年の自分について書いてみるので、多少でも参考(?)になればと思います。 自分にとって印象的だった出来事等をいくつか書いてみます。 「お前のインターンとか就活とか興味ねえよ」って人はその部分を読み飛ばしていただければと思います。

目次

DroidKaigi 2020

 本来であれば、2020年2月20,21で開催が予定されていたDroidKaigi 2020。 自分にとって初のカンファレンスイベント参加や高度ICTコース予算をやりくりしてなんとか予算以内に収まるように飛行機やらホテルなど取ったということがあったので、直前の中止連絡はとても残念でした。 ただ、あの状況下で中止という決断をした運営の方々はすごいなと思います(カンファレンス系だとわりと先駆けになってたような..)。 とはいえYouTubeを使って各セッションの配信などを行っていて、今年らしい形で楽しませていただけたなと思いました。 中止による費用等の説明動画を見ていたし、多少の力&記念になればと思い、ちゃっかり寄付してバッチいただきました。

 初参加だったので、せっかくなら何かDroidKaigiに対して貢献したいなと思い、DroidKaigi 2020アプリにコミットしてました。とは言ったものの、卒論やら学会発表準備やらであまり手が回っていなかったので(ただの言い訳)、自分がやったissue自体はレイアウトファイルをいじるだけという、簡単なものでした。ただ、初めてOSSへのコミットができたので、良い記念になったかなと思います。こんな内容のコミットではあったのですが、インターンや就活の面接の中で「OSSへのコミット経験あるんだ」って面接官の方に言われることが多々あったので、良い評価ポイントになったかなと思います。

 DroidKaigiアプリでは、こちらに書いたいただいている通り、とてもコミットすることを歓迎してくれています。 また、Issueのラベルを使ってそのIssueの難易度を表してくれているので、他のOSSよりもコミットしやすい環境かなと思っています。 興味ある人はぜひコミットしてみてください。

droidkaigi.jp

FunLocks

 FunLocksは弊学の学生を対象としたハッカソンです。 今年も去年のP2Hacksと同様にメンターとして参加させていただきました。 今年のテーマはかなり限定されたものだったので、どんなアイディアにするか大変そうだなと思っていましたw 個人的には、参加チームの半分以上がAndroidアプリ開発をしていてとても嬉しい気持ちになっていました。 こういう時って大抵Androidの人数 < iOSの人数ってなるから.. その分、去年以上にたくさん質問があったので、寝るタイミングが分からなくなり、朝4時ごろまで起きてる状態になってました。 ただ、その合間に研究進めたり、課題やったり、アドカレ作業を進めたり、普段だらだら過ごしている自分にとってはかなり各作業に集中して取り組めた期間でもあったかなと思います。 そのほかにも、Discord上で友人と各推しの実況者同士がコラボしてた動画について話し込んだり、弊研究室OBの先輩と久しぶりに話したりとても楽しかったです。

 最終日には、諦めかけたけどなんとか最終日まで頑張ったチームや開発未経験でも参加したチーム、知り合いじゃない人で組んだチームなど様々なチームがあることを改めて知りました。 そんな中でもこのFunLocksを通して各々がチーム開発の楽しさや大変さ、できたこと、できなかったことを発見できていたことが、メンターとして参加してよかったなと思ったところでした。 自分は学部3年のプロジェクト学習でようやくこの経験ができたので、1,2年でこのような経験してるのはすごいと思います。 こんな話を友人と話してて、勝手にエモくなってました。 それはともかく、FunLocksでやった開発が楽しかったからその分野の開発を続けたいでも良いし、楽しかったけど他の開発もやってみたいでも正直それは個人次第思うところがあって良いかなと思います。 だた、ぜひ今後の学生生活でこのFunLocksでの経験を活かしていってほしいと心の底から思います。

自分は運営陣ではないので、そちらの話はともかちゃん(ちなみに上で出てきた”友人”です)の記事をご覧ください。 mokomoka.hateblo.jp

サマーインターン、就活

 この情勢でインターンがどのような形で開催されるのかよく分からなかったので、わりと早めにインターン探しには動いたかなと思います。 そんな中で、初めてサポーターズさんの1on1イベントに参加しました。 運が良いことにこのイベントを通して、興味のあった企業、興味の出てきた企業が数社あったので、結果的にこの1on1イベントしか参加していません。

サマーインターン

 今年は良くも悪くももろに新型コロナウイルス感染症の影響を受けました。 企業によってはインターン自体を開催しなかったり、例年と違った形で開催していました。 そんな状況でも、1on1イベントでご縁があった3社のインターンに参加させていただきました。

Sansan(なんか言われたら書き換えるなり削除するなりしますので..)

 サマーインターンで唯一オフラインで参加させていただいたインターンでした。 お話をいただいた時は、東京に行くということに正直不安もあったので迷いましたが、交通費も宿泊代も出していただけるということもあり、せっかくならと思い参加させていただくことにしました。 もちろんちゃんと対策はしたし、帰ってきてからも2週間以上は人と会ってないし、症状も出てないので大丈夫だったかなと思います。 1dayのインターンではあったのですが、学年1つ上で弊研究室の先輩と久しぶりに話したり、就活相談や技術相談していただいたりと1dayのわりにかなり充実していたかなと思います。 インターン後のフィードバックや人事の方との就活面談の中で、本来であれば自分で考えるべき“就活の軸”など固まっていったので、自分の就活においてかなりお世話になっている企業様です。 jp.corp-sansan.com

ヤフー

 初めて参加した就業型のインターンでした。 期間は2週間です。 どこまで書いていいのか分からないので、軽く書きます。 インターンでは、PayPayフリマの部署に所属しメンターの方とペアプロを行いながら、Androidアプリの開発をしました。 インターン業務では、インターン生用に用意していただいたタスクやインターン生で提案した改善点に取り組みました。 インターンが終了した次の週にアプリのアップデートがあり、自分が取り組んでいたタスクを反映されていて嬉しかったのを覚えています。

 業務外では、新卒社員や他分野のエンジニア、デザイナーなど多くの方々とお話しする機会を頂けました。 ほぼ就活相談と雑談でしたが、インターンに参加しないとなかなかないので、貴重な機会を頂けたなと思いました。 そのほかにも、インターンの他コースの学生との座談会もありました。 ヤフーさんのインターンは、幅広いインターンが用意されているので、色んな分野の学生と話すことができて楽しかったです。

about.yahoo.co.jp

サイバーエージェント

 3daysのハッカソン型のインターンに参加しました。 参加学生を確認してみると同じ高度ICT演習チームのメンバーが自分を含め4人いたことが判明し、とても驚きました。 内訳がiOS班2人、Android班2人というちょうど良い人数比でした。 とはいえ、同じAndroid班の学生でも唯一直接話したことがなく、オンライン上ではあまり話したことがなかったので、どう話しかければ良いの戸惑っていた気がします。 インターン参加者12人のうち、Androidチームは4人しかいなかったので、4人でDiscordを繋いで雑談したり相談しながら作業していたのが楽しかったです。 ただ一度だけマイクミュートを忘れて、メンターの方との進捗共有を通話に流すというヤラカシもしてしまいました(その節はすみませんでした)。 最終日の発表会では、発表するということに加え、20卒の見知った弊学OBの方々がたくさんいたので余計に緊張したことを覚えてます。

 このインターンを通して、今まで意識したことなかったのですが、面倒見が良いという長所があることが判明しました。 もしかして、メンターとしてハッカソンイベントを手伝ったりしてるのは、こういう部分があるからかもしれません。 また、同年代で同じ分野の開発をしている学生と知り合えたり、刺激をもらうことができました。 www.cyberagent.co.jp

就活

 自分は現在修士1年で、博士過程には進まず就職する予定なので、絶賛就活中の身です。 自分は、シングルタスクマンなので選考を受けすぎるとその分手を抜いてしまう企業が出てきてしまいそうなので、片手で収まるぐらいの企業の中で自分にあった企業を選べたらなと思っています。 現在は、インターンに参加させていただいた企業+インターン希望していた1社のエントリーをしました。 本選考ではないが1社選考落ちものの、2社順調に選考が進み、ありがたいことに1社内定をいただくことができています。 なんとか、内定をいただいた状態で年を越すことができて一安心しています。 某友人から「色んな企業を見る機会は学生のうちしかない」と言われたので、もう少し各企業のことを知って進路を決めたいと思います。

 今後就活する学生に向けての話ですが、選考は進んだものの、インターンに参加していないと、会社や働いている雰囲気などが分かりづらいこともあると思います。 企業によってはこのような相談をすると、インターンを検討していただける場合があるので、相談してみるのもありかなと思います。 自分は実際に、現在選考が進んでいる企業で1社このような相談をしたところ、日程は調整中ですが検討していただいてる状態になっています。

オンラインのメリット・デメリット

 自分が参加した1on1イベントやサマーインターン、面接などほぼオンライン上で行いました。 オンラインのメリットは、オフラインと違って、移動などで疲労が溜まったり、普段と違う環境にリラックスして作業できないのというのが少ないので、その点はよかったなと思います。 また、自分みたいに北海道など地方大学の学生でも、時間さえ合えばオンライン上でイベントに参加したり面接できるので、イベントに参加できる機会がかなり増える点も良かったかなと思います。 一方でデメリットは、インターンやイベント、面接の中で社内の雰囲気や人柄が分かりにくい、また相手に自分のことが伝わりづらいという点が大きいかなと思います。 今年は企業側も学生側も不慣れな状況だったので、余計にメリット・デメリットを感じたというのが大きかったのかなと思います。

今年の目標

 細かいことまで挙げるとキリがなさそうなので2つだけあげます。

 1つは英語力です。 英語自体が中学1年から一番嫌いは教科だったし、それは今でも変わりません。 プロジェクト学習でもできる人に全部任せてたし...。 ただ、技術的なことを調べる中でやっぱり英語の記事が多いこともあるので、喋れなくても読んだり聴いたりしたらなんとなく意味が分かる程度には英語力をつけたいなと思ってます。 毎年こうは思っていてもなかなか、実践できないのです..

 2つ目はラスト学生を楽しむことです。 すでに社会人の友人からは、「学生が一番楽しかった」ということをよく言われるので、直接会いづらい中でも何かしら思い出ができれば良いなと思います。 また、自分がただ楽しむのもそうですがFunLocksのメンターなど、他の人の手助けをしつつ自分自身も楽しめればなと思います。

おわりに

 軽くと言っておきながらなかなか長くなってしまいました.. 自分が思っていたよりもかなり充実した一年だったということですかね! 何にせよ、数人にでも参考にできるようなことがあればいいなと思います。

 今年1年も新型コロナウイルス感染症の影響を受ける年だと思いますが、就活や研究など頑張りつつラスト学生を楽しみたいと思います。 今年もどうかよろしくお願いします。